吉澤嘉代子さんの地獄タクシーが相当名曲な予感がすること

まだ聴いていない人は、

吉澤嘉代子「地獄タクシー」が名曲なので、ぜひ聴いて下さい

作曲:吉澤嘉代子
作詞︰吉澤嘉代子

屋根裏獣より 発売日:2017.03.15

 (ヨシザワ カヨコ)
1990年埼玉県川口市
父の影響で井上陽水を聴いて育ち、16歳から作詞作曲を始める。井上陽水、サンボマスター等に影響を受ける

聞けば聞くほどブラックな結末を想像させる詩・・

そして、彼女を取り巻いている“妄想世界感”

昭和っぽい服装とテレビの雰囲気、弦楽器の擦れた音色が、非現実感をかもし出しています

タクシー運転手を演じているのはACE(エース)さん

運転手と客のノロッとした対話も最高で、運転手の湿った声色がこれから向かう先が楽しくない場所であろうことを感じさせています

「お客さま」
「はい」
「あなた」
「はい・・」
「あなた、もう地獄に落ちてますよ」
「え?」

亭主の首を持って空港へ逃げた女と殺された亭主は、二人とも地獄行きー

と、救われようがない結末へ向かって進むタクシー

吉澤嘉代子の妄想満載の一曲だと思います

時代背景は、笠置シズ子 の 買物ブギー (1950)   を思い出しました

吉澤嘉代子さんの歌を初めて聴いた人は「こわっ・・」となるかも知れませんが、「東京絶景」や「泣き虫ジュゴン」を聞くと、美しい!って震えると思います

「東京絶景」は10回連続聴いても飽きません

地獄タクシーは怖いのですが、彼女はとても素朴で可愛らしい女性です。WOWWOWの「ぷらナタ」という番組にゲスト出演したときの彼女は素が見られて良いです

お父さん(吉澤陽水という芸名?で井上陽水のものまねを30年埼玉県川口でしているらしい)の話の時は、特に素がでているなあという感じでした(”私を構成する9枚のアルバム”より)

彼女は中学時代に学校に行けなかった時があったみたいで、以前、MUSICSHELFのインタビューに出演した時に、好きな言葉は?って質問に「どしゃぶり」と答えていました

こんなところに13歳の頃の心模様が残っているじゃないかと勝手に推察します・・

子どものころ小説を読んで疑似体験をした人生が広がるような感覚だとか、一瞬の逃げ場所になるという感覚だとか、曲で表現できたらいいなって思います。

そして私の曲を通じて、まるで自分自身の事を歌っているんじゃないか、と錯覚しながら聴いてくれる人がいたら嬉しいですね

と、ここで

「地獄タクシー」を聴いて思い出したこと・・・

があるのですが、

それは「地獄のタクシー」という、フジテレビの世にも奇妙な物語 1995年秋の特別篇」で放映された一話です

主役は、佐野史郎扮する医師


彼は、自分こそが正しく「医者は現代の神だ!」

と考えていて、人間も動物も

「医学進歩のために死ねるなら本望だろう」

と言う程、生物軽視をする人間です

ある日の夜、レトロな1台のタクシーに乗り込み・・・

降りるさなかに運転手が一言

「何か大切な物は忘れていませんか?」

彼が病院に入ると、電話が鳴ります。受話器からは「痛い、痛い」と誰かの声

突然、誰かに後頭部を殴られ気絶した彼は、手術台の上で目を覚まします

そして、集まった医者や看護師たちは、医学のために実験は必要だと言い、彼の脚を切り始めます

叫ぶ彼に、医者たちは

「うるさいネズミだ!ネズミに麻酔なぞ必要ない。

医学の進歩のためにネズミ一匹の命なんて安いもんだ。医者には多少のことは許される」

と、彼が話した通りのことを言い放ち、脚を切り続けます

そして、気絶した彼が目を覚ますと、そこは、タクシーの中

夢だったのかと思い、

自分の脚に触れると脚は血まみれ

絶叫する彼に、運転手は言います

「行先は、地獄です」


こわい・・これは10年も前の古い話です

以上

吉澤嘉代子「地獄タクシー」でした

おわり

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