家族だけが優先的に輸血をしてもらえる恐ろしい献血手帳

献血をすると輸血の時に有利になる 

という噂を聞いたことがありますか?

 昔、血を貰うことに対しては、国民皆”不平等”の時代がありました

この手帳には

愛の献血ありがとうございます

あなたやあなたのご家族が輸血を必要とされるとき、この手帳で輸血が受けられます

と書いてあります

これは何なのかと言うと、「血を預ける」という考えに基づく記載です

昔は、輸血を必要とするときのために、血液銀行に自分の血を預けておくことが出来ました

血液銀行は、昭和20年代に国の施策で始まり、民間にも拡大していった商業目的銀行です

この考え方を適用すると

”血を預けられる元気な人たち””血を買うことの出来るお金持ちな人たち”は、助かり

身体の弱い人や貧乏人は死んでしまいます

現代は、献血は社会奉仕の精神で行われる人道的な行為です

この「自分の家族だけが助かれば良い」という制度は、献血の基本理念に合致していません

その後、紆余曲折があり、1982年(昭和57年)に献血手帳から血の供給欄が削除され、輸血が必要なとき、誰でも安心して必要なだけ輸血を受けられるようになります

 ここに、血液の特権という生命の不平等が解消されることになりました

結局、血液の確保のために始まった民間血液銀行なども、利権や専売、役人の天下りや病気の隠蔽などを招き、事業の廃止に追い込まれていきます

最後には

「献血とは、そもそも血液を提供する側もされる側も、報酬や対価を受け取る性質のものではない」

という『無償の原則』が適用されることになりました

このように、献血が始まってから血の優先的供給が廃止されるまでは、数十年かかった訳ですが、

もしこのような制度が残っていたら、臓器ドナーなどもお金で優先順位が決まっていたかもしれません 

人身売買と同じなので、無くなって良かったと思います

余談ですが、どうして日本赤十字社だけが献血事業をしているのかは、知ると怖い血液銀行の話しを参照して下さい

以上

”昔の献血手帳には血の供給欄があり一部の人が優先的に輸血できた話し”でした

おわり

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