メメント・モリとは?諸行無常に学ぶ生きる力と死の象徴

Memento Mori
死の象徴

メメント・モリは、

「自分が いつかは必ず死ぬ ということを忘れるな」

という意味のラテン語です

Memento Mori is a Latin sentence meaning “remember you will die”

似ている日本語は

諸行無常でしょうか

諸行無常は仏教用語で、現実世界のあらゆる事物は、絶えず変化していて、生きている者はいつかは死に、永遠に続くものはない

という意味の言葉です

仏教の基本的教義『三法印』

諸行無常」(諸(もろもろ)の行(物事)は常(つね)では無い)

諸法無我」(諸(もろもろ)の法(現象)には我(孤立)は無い)

涅槃寂静」(煩悩の炎の吹き消された悟りの世界、絶対の静けさ)

堀江貴文さんも、この言葉をよく使います

諸行無常という言葉が端的にこのことを表している。

「安定なんか一生しない。不安定をどう生きていこう、というだけ」

明石家さんまの人生論に賛否 –

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』のなかにもこの言葉が出てきます

一部抜粋

誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。

どんなにたくさん勉強したところで、どんなにたくさんの本を読んだところで、人は変わらない。

自分を変え、周囲を動かし、自由を手に入れるための唯一の手段、それは「働くこと」なのだ。

人はメシを食うために働くのではない。働くことは生きること。僕らは、自分の生を充実させるために働くのだ。

この言葉は何をやっても無に変えるだけだから、一生懸命にやることは無駄だ

という意味ではありません

日々は変化し続けています 

生まれる者がいれば、死んでいく者もいます

どんな生き物も、無生物も、いつかは無に還ります

堀江貴文さんの『働くことは生きること』という言葉には、

働きながら変化し続けることは、永遠ではない生と同じだ 

という意味が込められているように感じます 

一方 メメントモリ

これは、「死を記憶せよ」などとも訳され、芸術作品のモチーフとしても広く使われています

死の象徴は、生きる証でもあります

「あなたが死ぬのを思い出す」ことで、生きていることを実感します

このフレーズの起源である古代ローマ

戦場で勝利を得た将軍は、あえて「死の象徴」であるメメントモリという言葉を掲げて行進したそうです

これは、今回の勝利は一時的な状態であって、先々はどうなるのかは分からない

だから、余韻に浸る自分や軍にを戒めるためにこの言葉を利用したようです

Hans Holbein le Jeune, Danse Macabre, X. The Empress.

メメントモリという言葉の芸術性は、死の舞踏により昇華します

1347年、人口の3割から5割が亡くなったというヨーロッパを壊滅させた黒死病(ペスト)

治療策もなく、高熱と下痢が続き、手の打ちようがないまま人間が黒ずんで死んでいく様子は、生命のもろさと無力さを感じさせたのだと思います

永遠ではない生といつかは訪れる死

けれども、そんな中でも新たな生命は誕生します

この言葉には、生命だけではなく、死でさえも不変ではない、

そんな生きる力を感じさせます

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