人は死んだら何処に行く?49日目に決まる六道の辻

~基礎知識~

《三途の川》

あの世と この世には、境目があると言います

賽の河原と地蔵菩薩

俗に言う「三途の川」は、死後七日目に渡ると言われる冥土の大河を指します

河の岸は、あの有名な「賽の河原」です

賽の河原

STEP1 

まずは、三途の川を渡ろう

三途の川は、幅が4000キロもあって、流れの速さも深さもまちまちです

三途の川の「三途」は、名の通り3つの道を指しています

善人は、歩きやすく流れの緩やかな浅瀬を渡り、罪深い悪人は、激流の底深い瀬を渡ります。どちらでもない人は中間の流れです

あなたはどちらを渡るのでしょうか?

STEP2

十王による裁定を受けよう

三途の川を渡り終わった後は、いよいよ「十王」による大審査が始まります

皆が良く知っている閻魔大王さまは五番目の王で、あなたが次に何に生まれ変わるのかを決定してくれます

STEP3

7番目の王に行先を決めてもらおう

そして、7番目の王、泰山王があなたが六つの世界のどこに行くかを決めてくれます

これが、初江王(しょこうおう)から数えて、49日目に訪れる「六道の辻」です

ここから本格的にあの世への入り口が始まります・・

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STEP4

旅立ちの日

死から49日が経ち、泰山王に行先を決めてもらい、いよいよあの世へ出発

どこへ行くかは人それぞれですが、あなたがこれから向かう「6つの道」を説明します

まずは、人を殺したのであれば、必ず落とされるのが「地獄道」

地獄は、生前犯した罪によりさらに8つに分かれます

それぞれ苦しみ方にはレベルがありますが、8大地獄のうち、最も入口に近い等活地獄(とうかつじごく)でさえ、刑期を終えるのには1兆6000億年もかかります

軽い地獄から順番に

等活地獄<黒縄(こくじょう)地獄<衆合(しゅうごう)地獄<叫喚地獄<大叫喚地獄<焦熱地獄(炎熱地獄)<大焦熱地獄(大炎熱地獄)<<<阿鼻地獄(無間地獄)

次に、金や性欲、妬み、僻み(ひがみ)と、欲望のままに生きた者が落とされるのが「畜生道」
権力や名声、富に執着し続けた者が落とされるのが「餓鬼道」
戦争、抗争、喧嘩、いじめなど、他人と争い続けた者が落とされる「修羅道」
そして、再び人間の世界に戻される「人道」 良いことも悪いことも、また始めからやり直しですが・・・死は、もう一度訪れます
最後に、様々な神様が住む、俗に天国と称される「天道」 多くの良いおこないをしてきた者だけが行くことが許されます

いかがですか?

あなたがどの道に向かうのかは大体わかったでしょうか?「地獄の沙汰も金次第」と言いますが、出来れば「地獄」以外の道にしてもらいたいですね

~余談~

あの世とこの世の境目に建つ六道珍皇寺

京都には「六道の辻」と縁の深いお寺があります。あの世とこの世の境目に建つと言われる「六道珍皇寺(ろくどうちんこうじ)」

珍皇寺

このお寺は、京都市東山区にある鳥部野(鳥辺野)(とりべの)と呼ばれる地域にあり、一般的には、平安時代の役人の小野篁(おののたかむら)が冥界を行き来したといわれる「冥土通いの井戸」で有名なお寺です

今も京都に残る鳥部野という地名は風葬地(死体置き場)からきています

東の鳥部野(とりべの)、北の蓮台野(れんだいや)、西の化野(あだしの)はどれも風葬地で、昔の死体置き場だった場所です

化野(あだしの)という地名がありますが、ここはつい近年まで火葬場があったところです。今でこそ葬儀は火葬が主ですが、昔は火葬されるのは高貴な人だけでした

火葬も土葬もされないその他もろもろの人々は、川の岸辺に打ち捨てられ、鳥や犬に食われて消えていったそうです

以上

49日目に決まる六道の辻でした

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