「サマーウオーズ」の感想 妄想好きの婆ちゃん子には特にお薦め 

夏休みにに時間が余ったら、是非見たかった映画の一つがこれ

「サマーウオーズ」

監督の説明は今更ですが・・

長編アニメーションを多数手がける 細田守監督の作品です

「時をかける少女」

「おおかみこどもの雨と雪」

「バケモノの子」etc

~感想~

単純にとても面白かった作品でした

本当に見てよかった・・

主人公は、数学には長けているけど、頼りがいがなさそうな高校生

自分の不注意で暗号を解読したために、インターネットの仮想空間が、AIのアバターに乗っ取られてしまいます

壊されていく仮想空間と、それに連動して機能停止におちいる現実世界

仮想空間と現実世界の混沌を止めるために、高校の女子先輩とその家族たちの協力のもと、最強アバターに戦いを挑みます

見どころ①

OZの世界感が楽しそう

出だしのOZの説明が面白く、SNSが肉眼で見えるとしたら、世界はこういう風に繋がっているだろうなあ・・と感じます

ようこそOZの世界へ、OZは世界中の人々が集い、楽しむことが出来るインターネット上の仮想世界です。

アクセスは、PC、TV、携帯から簡単に行えます。では、これからOZの世界を体験してみましょう

ヘアスタイルや、衣装、装飾品を身につけさせたりして、アバターを自由に動かせる世界はとっても魅力的ですねー

OZの世界では、自分のアバターがショッピングをしたり、自動車、動産、旅行プランなども手に取るように体験できていて、私たちの世界みたいに、ただインターネットで購入して、アマゾンで送って来て終わり。とはならないようです

こういう風に、アバターが世界を駆け巡ったら、町で出会った人に言語を超えてアバターが話しかけてくれて、知り合いも増えるかもしれませんね

見どころ②

キャラの脇役感が素晴らしい

主人公の小磯 健二(こいそ けんじ)は草食系で、相当に印象が薄い感じです

秀才ではあるのですが特に目立った様子もなく、数学オリンピックの日本代表になりかけた・・という中途半端な設定も役柄に合っていました

主人公が、乗っ取られた仮想世界を、武闘と知識力で取り戻す!

というのを、

他のキャラに助けられているところが、見ていて安心感を感じます

あと、ヒロインの篠原 夏希(しのはら なつき)先輩の関係ですが、映画の命題が、乗っ取られた仮想空間を正常に取り戻すことなので、無駄に恋愛感情に終始していなくてよかったと思います

恋愛でハラハラしたい人には残念かもしれません

見どころ③

戦国時代らしさがあふれている家屋

本作品の舞台は長野県上田市

上田市役所

ここ信州上田の地は、平成26年のNHK大河ドラマ「真田丸」でも注目された土地です

徳川軍の侵攻を二度にわたって退けた、真田昌幸が築いた上田城

甲冑や、欄間、ふすま飾りなどに細かい手入れが行き届いていて、ストップして見たくなります

おばあちゃんの部屋の襖には、長野県らしく雪見窓が付いていたり、木造の背の低い本棚の上には、田舎によくある日本人形や器が並んでいました

信州上田観光ガイド【信州上田観光協会】

見どころ④

栄おばあちゃんが強くてかっこいい

物語のキーパーソンとなる篠原夏希の曾祖母、栄おばあちゃんは、武田家の配下である陣内家の16代目当主という設定

上の写真でも分かるとおり、栄おばあちゃんの屋敷の門は上田城とよく似ています

御家を守るために、子供たちに正しい行いを教える誠実な人物で、

「こんな祖母が生きていたら、小言を聞きに帰省するのも悪くないな~」

と感じます

映画の中では、OZの暴走で混乱する国家を治安維持するために、国の要所を司る人物たちにアレコレと昔ながらの黒電話で指示する場面が印象的でした

私は勝手に、武田一族の関係者に支援を請うているのかと思いましたが、「元教師」だったそうで、教え子たちに政治家や官僚がたくさん居たから指示を出していたのでした・・

この設定は見逃していたみたいです

この映画を見たら、たぶんみんなこのシーンで泣けるのではないでしょうか

亡くなる前におばちゃんが手紙にしたためた言葉です

『家族同士、手を放さぬように、人生に負けないように、もし辛いときや苦しいときがあっても、いつもと変わらず家族みんな揃って、ご飯を食べること

一番いけないのは、お腹が空いていることと、一人でいることだから』

強くて優しいおばあちゃんです

おわり

DVDを借りに行って来て、

「聲の形(こえのかたち)」と一緒に見たのですが、どちらも良作でした

暑い夏の夜に良い映画を見れると、とても得した感じがします

あと、

OZの格闘ゲームの世界的チャンピオン「キングカズマ」を操る主要登場人物の一人、

13歳の池沢 佳主馬(かずま)君が言っていた

「OZでなんでもできてしまう世界は、アカウントと現実の人間の権限はほぼ等しいんです」

と言う言葉は、私たちの暮らす現実も、実際にそうなっているのでは?と思えてしまいました

アバターが私たちの代わりに動き回る日もすぐに来そうです

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